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ふと気が付くと、、、、手広いですなあ。

 以前エプソンR-D1でツァイスのプラナー 50mm F2レンズをテストしたときにも書いたことだが、コシナは近年ではもっとも多数の35mm判50mm級標準レンズを設計・製造しているレンズメーカーである。最近までカメラメーカーの50mm級標準レンズは、1970年代頃に設計されたままのものが多かった。今回同時にテストしたAiニッコール 50mm F1.4はすでに書いたとおり1977年に登場し現在に至る。これに対してコシナは、最近約6年間でノクトン 50mm F1.5、カラースコパー 50mm F2.5、ヘリアー 50mm F3.5、ヘリアー 50mm F2、プラナー 50mm F2、ゾナー 50mm F1.5そして一眼レフ用のトプコール 58mm F1.4とプラナー 50mm F1.4を作っている。レンズタイプもガウスゾナー、ヘリアと様々で、その上非球面まで採用しているわけで、今標準レンズのことを世界で一番良く研究し理解しているメーカーではないかと個人的に思っている。
【試写レポート】コシナ カールツァイス プラナー T* 50mm F1.4 ZF