まじめに考えるのを既に忘れていた。

http://d.hatena.ne.jp/jango/20051229/p1さんでヲタ芸論争考察。

製作側がヲタ芸をどこまで容認するかは分からない。だがそれは程度の問題であって、行儀の良さと熱狂とを天秤にかけたなら、ハロコンは熱狂を取る。「味わい派」と「盛り上がり派」のどちらを選ぶかと言えば、「盛り上がり派」を選ぶ。ハロコンの様式、演出傾向から逆算して考えると、羽目を外して熱狂する観客でなければハロコンは楽しめない、そういうことになる。したがって、「味わい派」の「盛り上がり派」への非難は、ロックコンサートに出掛け、騒ぐのを止めてくれ、マナーを守ってくれと言っているに等しく、的外れなものである。ハロコンの方向性の是非はここでは論じない。ここで指摘したいのは、「味わい派」の主張は常識論として正しいが、残念ながらハロコンにおいてそれは通用しないということだ。
<中略>
本来は歌手と観客(ファン)との繋がり、つまり精神的一体感を経て結果として盛り上がっていたはずが、いつしかそれは形骸化し本質は置き去りにされ、「盛り上がる」という結果を得るための手段、「客煽り」と成り下がってしまった。そう考えると、演者との繋がりを求めず、自分勝手にヲタ芸に興じる者が現れたことは不思議でも何でもない。先に繋がりを放棄したのは演者の方なのだから。MCに台本があるとすれば、それも同じことだ。

概ね同意、納得。
盛り上がるのは別に構わんのさ。ただ、足を運ぶたびに、サビメロの歌声が聞こえなくなるような合いの手が激しくなるにつれて足が遠のいたのと、番組でも観客の合いの手に嫌悪感も覚えるようになって急に興味が萎えて行ったのを思い出した。
それよりもキーワードへ飛んでみて、奥の深さ層の厚さに感心。好きにやってください(笑)。はい。