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目覚めよ!小さな命「自然再生に取り組む子どもたち」NHKワールドプレミアム(日本時間19:00-45放映)
渡良瀬遊水地の土の中に眠るかつての沼の植物を再生する実験を地元の小学生が取り組んでいる。これを追ったドキュメンタリー番組。

  • 土壌シードバンク

植物の種は発芽条件(水、空気、温度)が整うまで地中で眠りつづける。ダーウィンは池の土をコーヒーカップに取って窓辺に置くだけで500本ほどの芽生えがあるといった実験を残したそうである。また長寿命でよく知られたのは、大賀博士が縄文遺跡から発掘した2000年前のハスの種であるが、ほとんどの植物の種は20-30年ほどであれば生き延びるという。このことから、休眠中の種子が多数蓄えられているであろう土壌を専門家は土壌シードバンクと呼んでおり、絶滅危惧種の固有植物群の復活再生に利用する研究が行われている。