超音速旅客機コンコルド、27年の大西洋横断飛行に幕 Noah Shachtman 2003年10月20日 2:00am PT

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20031022306.html

 三角翼を持つコンコルドは音速のおよそ2倍の速さで海上を飛ぶために、英ロールスロイス社と仏スネクマ社が共同開発した『オリンパス593』エンジンを4基搭載している。また、着陸時には機首が下方に曲がる設計となっている。エンジン1基の推力はおよそ17トンで、この強大な力を生み出すには大変な量の燃料が必要になる。(中略)
 コンコルドの乗客定員は約100人で、燃料はおよそ90トン必要だ。ボーイング747機の消費燃料はもう少し多くて約120トン。しかし、音速以下で飛ぶボーイング機は乗客定員が約400人と、コンコルドの4倍だ。